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  <title>Art de Vivre</title>
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  <description>生*活*美*学</description>
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  <item rdf:about="http://kafka.arekao.jp/entry-d71458b0c5f36d92722cdd90afbdc95b.html">
  <title>レベンコ・レナ Lena Revenko</title>
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  <description>
レベンコ・レナ タイトル不明 
(C)blort.meepzorp.com

古い書籍のページにアクリル画を描くレベンコ・レナ。東洋的な印象。

記事　変身抄から　レベンコ・レナ　芸者などの作品
記事　Noblesse Oblige　レベンコ・レナ　東洋的な作品
記事　レベンコ・レナ 「憂い」というタイトルの作品。
記事　レベンコ・レナ 不思議な登場人物たち 記事の書き方最高！
記事　イスラエルのアーティスト レベンコ・レナ</description>
	<dc:creator>170927</dc:creator>
  <dc:date>2010-02-15T09:53:00+09:00</dc:date> 
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  <item rdf:about="http://kafka.arekao.jp/entry-6f915842d648cc63edc5ed53d0ba1889.html">
  <title>ジャポネズリーな香水瓶　KOBAKO</title>
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  <description>

1870年代からブルジョワからジャポニズムを意識した香水がつくられました。「KOBAKO（小箱）」もそのひとつ。

菊を前面に後ろには紐がデザインされたケース。蓋をしめると「印籠」を意識したかたち。

このケースの後ろの紐は「印籠紐」の結びそっくり。

1863年創業、約150年の歴史を持つブルジョワ社はパリの博覧会で「KOBAKO」を展示しました。

この「KOBAKO」は1936年エルネスト・ボーが発表。ボーのシャネルの5番（CHANEL N°5）、22番（CHANEL N°22）、ソワル・パリ（パリの宵 Soir de Paris）のあとの作品。

1937年のパリ万博ではピカソがゲルニカを発表したという話題の万博でした。

この10年後にボーは「マドモアゼル シャネルの1番」（Mademoiselle Chanel Nº 1）と2番（Mademoiselle Chanel Nº 2）を発表します。

アレクサンダー・ナポレオン・ブルジョワが設立したブルジョワはウェルテメール兄弟がシャネル香水の販売権利を得るために買収され、シャネル・ブルジョワ社が出来上がったのですが、のちにシャネルは「ブルジョワ香水」と結び付けられることに激怒します。

調香師エルネスト・ボーは、1946年にシャネルのブティックだけで販売される「マドモアゼル シャネル」を発表するに至るんですね。

ところでこのボーのKOBAKOの香りを詰めた香水瓶、誰の作品なんでしょう。

エルネスト・ボーの名言は！
「エルネスト・ボー　Ernest Beaux」

エルネスト・ボーについて
3年ぶりの記事（笑）「エルネスト・ボー」

シャネルについてはこちら
「ココ・シャネル　最初の勝利」</description>
	<dc:creator>170927</dc:creator>
  <dc:date>2010-02-11T14:50:00+09:00</dc:date> 
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  <item rdf:about="http://kafka.arekao.jp/entry-e3c98ee3d061d913b4140facb1529066.html">
  <title>テオドル･アクセントヴィチ</title>
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  <description>

テオドル･アクセントヴィチ　春
ポスターなども手がけていた19世紀のポーランドの画家。

このテオドル･アクセントヴィチの生涯については全然知らないのですが、悲しそうな作品が多い人だなって思っていたんです。

でもこの「春」は鑑賞する人に何かいい影響を与えそうな作品だと感じました。片手にもつチューリップの寓意ですが、ここではタイトルが「春」なので本来の寓意と別かなって思っています。

今日ご訪問の皆様。この作品をご覧になって美しくなれる気がしませんか？明日の朝、彼女のように鏡を覗いてみてくださいな。</description>
	<dc:creator>170927</dc:creator>
  <dc:date>2010-01-24T15:59:00+09:00</dc:date> 
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  <item rdf:about="http://kafka.arekao.jp/entry-b1cfc7310ba764239e288dc6e9be0631.html">
  <title>ヴィンテージ・ブシュロン・ジャイプール・ファクチボトル</title>
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  <description>

ヴィンテージ・ブシュロン・ジャイプールのファクチスボトルです。ジャイプール サファイア EDTのディスプレイ用で、こういった非売品のファクチスボトルは、オークションハウスで購入することができます。

このボトルは友人のもの。

ジャイプール サファイア EDTは、王室ゆかりの地であるジャイプールの「カシミール・サファイア」を指していますが、ブシュロンの香水シリーズのサード・フレグランス。

トップノートはピーチ、ミドルノートはホーソーン(西洋サンザシ)などのフローラルやカルダモン、ヘリオトロープ、そしてラストはベンゾインやカシュメランなどのウッディテイストへ仕上げてくれるのです。カシュメランは、合成香料で、ウッド、インセンス、ムスクなどがブレンドされていますので、ムスク（麝香）が苦手な方には、おすすめしません。

わたしは小さな空瓶のボトルのみ友人から頂戴しています。</description>
	<dc:creator>170927</dc:creator>
  <dc:date>2010-01-24T15:43:00+09:00</dc:date> 
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  <item rdf:about="http://kafka.arekao.jp/entry-796e38d482d639a85a1b233d8acab34b.html">
  <title>クリムト　エミーリエ・フレーゲの肖像</title>
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  <description>In 1904, she and her sisters, Helene and pauline, had opened a fashion salon, smartly outfitted by the Wiener Werkstatte, in Vienna&#039;s Casa Piccola. 

1904年、エミーリエ・フレーゲ（Emilie Louise Fl&amp;ouml;ge） は、姉のヘレン（ヘレーネ）妹パウリーネと「カーサ・ピッコラ（Piccola Casa）」にオートクチュールのブティックをオープンさせました。

Emilie Fl&amp;ouml;ge (1902)　Gustav Klimt
1902年の肖像画の自信に溢れた表情と立ち姿。
　
マダム・ヴィオネ、ポール・ポワレ、ココ・シャネルらのコルセットの解放を反映したように、クリムトもそうしたドレスをエミーリアのためにデザインしています。

クリムトの弟とエミーリエの姉の結婚によって出会った二人。クリムトは17歳のエミーリアの肖像画も描いています。

このパステル画が17歳のときのポートレート。1891年ですから寓話、ブルク劇場装飾画、美術史美術館の装飾とルネサンス、バロックそしてアカデミックな作品のその翌年になるので、どちらかというとアカデミックな「17歳のエミーリエ・フレーゲの肖像」。愛(Liebe）と同様に装飾モチーフのトリミング。こちらはジャポニズムを感じる花。

クリックで画像は大きくなります。

Dans ce salon, dessin&amp;eacute; par l&#039;architecte Josef Hoffmann dans le style Art nouveau, elle pr&amp;eacute;sentait des collections de mode qui correspondaient aux go&amp;ucirc;ts de la Wiener Werkst&amp;auml;tte. （引用：fr.wikipedia.org）

「カーサ・ピッコラ（Piccola Casa）」2F
三姉妹のブティック内フィッティング・ルーム

このエミーリエ・フレーゲのサロンは、クリムトのストクレ・フリーズでおなじみのホフマン設立「ウィーン工房」によるもの。アール・ヌーボってありますが、この写真のフィッティング・ルームはアール・デコと表現したほうがぴったりの気もするんですが。

Floge in a dress designed for her by Gustave Klimt in 1909 and then a postcard of the same, designed by Mela Koehler, a member of the Wiener Werkstatte, Number 582 of their Fashion Series.（引用：thebluelantern.blogspot.com）

「Floge in a dress designed for her by Gustave Klimt in 1909」ということは、エミーリエ・フレーゲが着ているのが、1909年にクリムトがデザインしたドレスなんですね。

ファッションプレートのイラストには Mela Koehler (Austrian, 1885-1960)です。

写真は「Madame D&#039;Ora」 Dora Kallmus (1881-1963）です。この人の写真は大好きです。

さて、グスタフ・クリムトとエミーリエ・フレーゲは生涯のパートナーとありますが、プラトニックだったようです。エミーリエはブティックを経営し、男性に依存しない自立した女性。この1902年の肖像画はエミーリアはお気に召さなかったらしい。

「クリムト、シーレ　ウィーン世紀末展」で北海道から東京、大阪など巡回がはじまりました。HPではパレス・アテナがトピックされています。

パレス・アテナの記事はクリムトの「MUSIC?」とあわせて、KEI くんがアップしました。音楽?は結構知っていると思いますが、音楽２はなかなかネットでは検索しにくいので、ぜひごらんください。

こちら→クリムト、シーレ　ウィーン世紀末展　パラス・アテナ（＆MUSIC?）

追伸
本日の記事で、つくづくフランス語や英語の堪能な人が羨ましいと感じたことはありませんでした。</description>
	<dc:creator>170927</dc:creator>
  <dc:date>2009-07-14T23:30:00+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://kafka.arekao.jp/entry-8275bd13274d04315a727ce1baf9fcf1.html">
  <title>モーリス・ドニ　クピドとプシュケ の物語　連作</title>
  <link>http://kafka.arekao.jp/entry-8275bd13274d04315a727ce1baf9fcf1.html</link>
  <description>

モーリス・ドニ　クピドとプシュケの物語 1908年
第3のパネル「愛するクピドの秘密をのぞいたプシュケ」

ドニの作品はオルセー美術館展やモーリス・ドニ展でおなじみですね。松方幸次郎コレクションは、ドニの作品の多くを収集し、国立西洋美術館などで、ドニの作品を鑑賞する機会が多いと思います。モーリス・ドニの集団肖像画 「セザンヌ礼賛」も、よく知られるようになりました。

さて、この作品は、エルミタージュ国立美術館所蔵のものになります。この作品と、その連作、そして添えられた2枚の装飾パネルを、物語とともにご紹介しますね。

作品は、キューピッドのサイケ（サイキ）、あるいはアムールとプシュケの物語で、ご存知の方も多いでしょうね。愛（Ｃｕｐｉｄ）と結ばれることを求める魂（Psyche）の寓話で、ドニ以外の画家も題材として描いていますが、ドニは、この作品を、オリジナルの連作に加えた2作品とともに7つのパネルがあります。

連作順にご紹介すべきでしたが、もっとも好きな第3のパネルを皆様と楽しみたいと思いまして。

さて、この場面。クピドは日が暮れると恋人プシュケに会いにきます。愛と美の女神アフロディーテの息子であるクピドは、姿をみることを禁じていましたが、プシュケは好奇心でとうとう見てしまった場面。愛の神のクピド（エロス）だったです。寝台のうえには三美神が飾られています。そしてプシュケの手には灯火。一滴の油がクピドの肩に・・・。

モーリス・ドニの色彩は、なんとも言い難い深みがあります。実際の作品に、もっとも近い風合いの画像です。

それでは、すこし画像が小さくなりますが、フルサイズをクリックしていただくと、大きくご覧いただけます。それでは第1から第7のパネルまでを楽しんでくださいな。

モーリス・ドニ　クピドとプシュケの物語　7つの作品
左上から第1、第2パネル　左下から第4、第5パネル　フルサイズはこちら


第6、第7パネル　1909年フルサイズはこちら
「美しきプシュケに矢を射ようとするクピド」
物語は、あまりの美しさで、母アフロディーテから憎まれているプシュケに恋するクピド。この娘が子孫を残さぬよう鉛の矢で撃つよう命じられたクピド。彼女を見るうちに、金の矢がクピド自身に刺さったのです。

「西風ゼフィロスにより至福の島へ運ばれるプシュケ」
第2パネルでは、そよぐ西風に運ばれて、至福の島にたどりつくプシュケ。そよぐ風は西風ゼフィロスです。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生 」では左、春（ラ・プリマベーラ）では右に登場しています。春（ラ・プリマベーラ）には、クピドもいますよね。

「愛するクピドの秘密をのぞいたプシュケ」
第3パネルは、先にご紹介しましたので、第4パネルに。

「ヴィーナスの復讐　冥界の箱をあけ眠りに陥るプシュケ」
第4パネルでは、姿を見られたクピドが怒り、プシュケの前から消えてしまいます。再びクピドに会うため、試練を乗り越え、冥界のプロセルピナ（ペルセポネー）のもとから箱を持ち帰るのですが、開けてならないその箱を、またしても覗いてしまうプシュケ。そのため目覚めることがない、永遠の眠りに陥ります。そこへ傷の癒えたクピドが！

「クピドとプシュケの結婚祝い　ジュピターの不老不死の贈り物」
第5パネルは、母アフロディーテの難題に従うプシュケを、傷に悩む床から助けることもあったクピド。アフロディーテの難題には、「羊の金毛」を持ってくるようにという命がありました。イアソンとメディアの物語にも登場する「羊の金毛」です。

一滴の油の傷が癒えた頃には、プシュケと離れていられないクピドでした。宮殿の窓が開いている隙に、飛び立つクピドは、黄泉の眠りにとりつかれ、すっかり眠りに陥ったプシュケを、助けます。

「おまえのいつもの好奇心が禍するのだ。母の言いつけを済ませておしまい。あとは私にまかせなさい。」−−−まるで、「パンドラ」みたいですね。

エロスは、ジュピター（ゼウス）に願いでて、母を説得してもらい、神々の集まる「天の広間」にて祝宴が開かれます。人間のプシュケに、不老不死の神の酒が渡されます。プシュケには美しい蝶の羽根が。プシュケには「蝶」という意があるのは、これが由来なんですね。こうして二人は結婚することになったのです。

さて、次の第6パネル、第7パネルは、オリジナルの5つのパネルに添えられた、イワン・モロゾフの蒐集のドニの「クピドとプシュケ の物語」。第6パネルは、西風ゼフィロスに運ばれる前の場面。

「山頂で決別するプシュケと両親」
第6パネルは、西風ゼフィロスに運ばれる前の場面。プシュケの両親が、クピドの思惑によって、「花嫁にはならぬ運命の娘を山の頂へ生贄として捧げよ」という信託を受けます。「私は、その運命に従いましょう」というプシュケと頂上で別れるシーン。そうして、第2パネルにある、西風ゼフィロスが、クピドのもとへ連れて行くのです。

「クピドとともに天昇するプシュケ」
第7パネルでは、「クピドとプシュケの物語」が、エロス（性愛、肉欲）とプシュケ（精神、理性）の哲学的寓意の作品であることが象徴されています。過ちと試練で浄化されたプシュケの精神の昇華の場面。二人には、喜びの意を持つウォルプタスが誕生します。

プラトンにとっては「哲学」が「エロス」であるとしていますが、プラトンの「饗宴」で、「死」を成就するための人の生涯に、子孫を残すことにより不死を手にします。

死について　13世紀以降のメメント・モリ
死の舞踏　アンリ・カザリス／Totentanz　死の舞踏／死の勝利　そして死の舞踏／サン＝サーンス 死の舞踏／ジョバンニ・ボッカッチョ

神話のクピド（エロス）は美しき善きことに恋するのですが、プラトンは、だからこそエロスに、もっとも欠けているものだといいます。肉体美から精神美と高まっていくその先に、喜び驚嘆する美、つまり「美のイデア」を捉えることなのです。

神話 クピドとプシュケは、美のイデアに到達する物語ともいえるでしょう。

モーリス・ドニ関連記事 「XAI」
*ピエタ
*受胎告知
*セザンヌ礼賛
作品中に描かれているセザンヌの「果物鉢のある静物」にリンク、ドニの模写、勘違いしていたセザンヌの作品などの画像が追加となっています。
*エマオの晩餐
*バッカス祭
*塔の花嫁　ペレアスとメリザンドから
*ドニ ポートレート／アムール リトグラフ／他リトグラフ
*永遠なる春／六月の春
*庭園を行く少女たち
*モーリス・ドニ 天国
*無題 水彩リトグラフ/春景色
*ゴーギャンの黄色いキリスト　ドニの黄色いキリスト
*モーリス・ドニ　クピドとプシュケの物語　七つの作品
*習作 春の森／&quot;Trestrignel&quot;海岸の浜辺／緑の木／オルフェスとエウリュディケ（エウリディーチェ）
*ピロウとシンボルウス、デペシュトワ　−　トゥールーズ、エンジェル、マダム・ランソンと猫、春の森林、イースター・ミステリー→http://magnummasse.blogtribe.org/</description>
	<dc:creator>170927</dc:creator>
  <dc:date>2007-04-02T12:25:00+09:00</dc:date> 
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  <item rdf:about="http://kafka.arekao.jp/entry-0eda6dfb63fd57207c54d132623fc093.html">
  <title>「パフューム  ある人殺しの物語」 から</title>
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  <description>「世界でもっとも高価な香り」　世界で二番目　パルファム V1
1998年/173個限定品　調香師　Arthur Burnham（アーサー・バーンハム）
公開されたトム・ティクヴァの映画「パフューム　ある人殺しの物語」ですが、「世界がひれ伏す香り」なら、こちらは「世界でもっとも高価な香り」の香水です。現在、世界で二番目に高価な「パルファム V1」は、ハンドメイドのウッドクラフトボックスケースに収まり、ルビーとダイアモンドのゴールドキーで、その至高の香水の箱を開けるのです。古代エジプトあたりの歴史のある香料にこだわって、薔薇と樹脂の香料のみでつくられたといいます。お値段は難病などで苦しむ人の治療費をささえる値に等しいもの。970万円という価格。


「パフューム  ある人殺しの物語」の主人公グルヌイユは、「世界がひれ伏す香り」をつくりあげた天才調香師。彼の破滅的でむごい生涯を暗示させる生まれと汚穢の時代。
パフューム  ある人殺しの物語 　
Perfume: The Story of a Murderer　Patrick Sueskind 
La fleur eternelle　記事より引用

（略）
私たちが知らない「嫌な匂い」。私たちが感じる「体臭」とは違うということと、暮らしの悪臭があるということ。

究極な相反する「匂い」が、当時の人々の持つ「悪臭」と、香水の「芳香」です。その0地点にあるのが、グルヌイユの「無臭」。

「当たり前の悪臭」と、「至福の香り」と、「絶たれた匂い」の物語。

（C）2006 Constantin Film Produktion GmbH ／ VIP Medienfonds 4 GmbH &amp; Co. KG ／ NEF Productions S.A. ／ Castelao Productions S.A.

花火が打ち上げられたその日、グルヌイユは、至福の香りを漂わせる赤毛の少女に夢中になり、あげくに殺してしまうのです。死とともに香りが消えることを知ったグルヌイユ。

調合師バルディーニの見習いになり、蒸留技術を身につけ、グルヌイユの香水はパリ中を陶然とさせます。

マリー・アントワネットが好んだ花や根や木の露の植物性、ポンバドゥール夫人が好んだ麝香のように密かな汚穢の動物性の香り。

あの運命の香りを永遠にとどめておくために、グルヌイユは調合師となったのです。そして、猟奇的な方法で求める運命の香。

グルヌイユの舞台となった18世紀フランスは、ナポレオンの香水の調香師で有名なヨアン＝マリナ・ファリナ、そしてマリー・アントワネットの調香師ジャン=ルイ・ファルジョンがいます。

100枚の花びらの薔薇　そして王妃の香り マリー・アントワネット　2006年11月1日付
資生堂「ローズロワイヤル」、マリー・アントワネットの香水「王妃の香り」、「M.A. Sillage de la Reine」、書籍「香りの宮殿:マリー・アントワネットの香師の秘史」、「マリー=アントワネットの調香師、ジャン=ルイ・ファルジョン」、マリー・アントワネットの香水瓶ほかマリー・アントワネット関連記事
映画 マリー・アントワネット 
ワイン「マリー・アントワネット」
ルドゥーテのロサ・センティフォリア　画家 P-J Redoute
マリー・アントワネットが愛したもの　アントワネット肖像画
香水 バラ ヴェルサイユ
香水 ジャン デプレ バラ ヴェルサイユ
薔薇 ロサ・センティフォリア
アントワネットのショコラ　ドゥボーブ・エ・ガレ
マリー・アントワネットの香水
そうしてグルヌイユは、死とともに消えてしまった「運命の香り」に、もう一度めぐり合うのです。

「禁断の香り」の調合師グルヌイユ。グルヌイユの調合のために、死んでいく人、人、人。クライマックスは香りに陶酔された裸の人々。人が求める臭い、匂い、香りは、「汚穢」と「至福」の芳香なのです。
（C）2006 Constantin Film Produktion GmbH 


映画「パフューム  ある人殺しの物語」は、La fleur eternelle で紹介されていた書籍、パトリック・ジュースキント著作の「香水　ある人殺しの物語」の表紙からはじまります。

La fleur eternelle の記事文中で紹介した、ジャン=アントン・ヴァトー（ジャン・アントワーヌ・ワトー ）の「ユピテルとアンティオペ（ジュピターとアンティオーペ）」のディティールです。

この作品は、ルーブル美術館所蔵では「ニンフとサテュロス」となっていますが、日本では「ユピテルとアンティオペ」というタイトルでも紹介されています。

1715年〜16年に完成されたヴァトー（ワトー ）の神話画で、この神話が、「パフューム  ある人殺しの物語」のプロローグではないでしょうか。（残念ながら、邦訳の「香水」は、表紙が変わったようです。）


Jean-Antoine Watteau　「Nymphe et Satyre」 1715‐16　MUSEE DU LOUVRE 
ユピテル（ジュピター）はご存知のように、ギリシア神話のゼウスと同一視されています。

古代テーバイ王ニクテウスの娘、王女アンティオペ。ユピテル（ジュピター）が眠りについたアンティオペを、サテュロス族の姿となって、犯し身ごもらせます。

ユピテル（ジュピター）が変身した自然の精霊 半人半獣のサテュロス族は、森の精霊フォーンやギリシアの牧羊神パンと同一視されています。

サテュロスたちは、破壊的で危険で、臆病者。ワインと快楽におぼれる、怠惰で無用の種族です。民話では、人間にとって「悪魔的」な存在でした。彼ら種族に、生贄を捧げる儀式があったのです。（参考サイト：Wikipedia）

神話のなかのサテュロス族のような破壊的で危険なグルヌイユ。彼への生贄の物語がはじまるのです。そして、その破壊的で危険なものとは、グルヌイユの性質だけではなく、パトリック・ジュースキントは、なにか社会に警告をしているようです。

パフューム

原作者のパトリック・ジュースキントは、ドイツの作家。国民からも恐れられた、1947年に創設の旧東ドイツ シュタージ組織（Stasi）は、「個人の匂い（体臭）」を保管していました。徹底した監視国家の象徴です。

（略）

「パフューム ある人殺しの物語」は、特異な天才調香師の物語に、恐ろしいほど個人を特定する匂いの危険と、人を夢中にさせる魅惑的な芳しい匂いと、そして私達に、まだ何か問いかけている気がします。 </description>
	<dc:creator>170927</dc:creator>
  <dc:date>2007-03-21T20:01:00+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://kafka.arekao.jp/entry-da0f4fd401fb3347369b7901712860b7.html">
  <title>ゴディバ と　レディ ゴダイバ</title>
  <link>http://kafka.arekao.jp/entry-da0f4fd401fb3347369b7901712860b7.html</link>
  <description>（C）GODIVA
英国の詩人テニスンの「ゴダイバ」（英語読み）は、コベントリーの伝説です。ハーデクヌーズの治世時代の11世紀頃のお話です。

神の賜物という意をもつ名で呼ばれるレディ・ゴディバこと英国のマーシア伯爵夫人が、重税に苦しむ民衆のために、「一糸纏わぬ姿で城下を廻る」というもの。

いまさらながら・・・。知りませんでした。チョコレートのゴディバの由来とシンボル・マークは、テニスンの「ゴダイバ」と一緒だったんですねぇ。（恥！）


この挿絵（1857年の作品）は、アルフレッド・テニスン 「シャロットの姫君」でもおなじみのウィリアム・ホルマン・ハントです。これから白馬に乗って街を廻るために、衣装のローブベルトをほどくシーンです。

史実に基づくと、マーシア伯爵夫妻は、ベネディクト修道院をはじめ、教会堂の建立や土地の寄付など信仰にあつく、マーシア伯レオフリックが亡くなったあと、レディ ゴディバが領主になったとあります。

レディ ゴダイバを題材とする絵画、彫像や文学作品は、中世時代からあり、英国ラファエル前派も好んだ題材で、現代もポーセリンなどがつくられています。


エドモンド・ブレア-レイトン 「レディ　ゴディバ」
重税を課す領主マーシア伯レオフリック（968年-1057年）が、妻のマーシア伯レオフリック夫人（990年-1067/86年）であるレディ ゴダイバに、「お前が一糸纏わぬ姿で城下を廻るなら、税を軽くしよう。」と言っているシーンでしょうか。

今年の「ゴディバ」限定品（海外）の「レディ ゴディバ」は、ゴディバのココアとレディゴディバのイラストのカップ。そしてレディ ゴディバのイラストの缶に入ったギフトチョコレートが発売されているようですよ。

Godiva Chocolatier
2007 Limited Edition
Lady Godiva 2007 Limited Edition Gift Tin 
Lady Godiva 2007 Limited Edition Mug with Hot Cocoa

シュルレアリスムの画家 サルバドール・ダリが描いた「レディ ゴディバ」がありますが、それを思わせるようなイラスト。

チョコレート ゴディバ　と　テニスン ゴダイバ
「レディ ゴディバ」 エドワード・ ヘンリー・コーボールド　
「レディ ゴディバ」 アダム・ファン・ノールト
「レディ ゴディバ」 ユール ヨゼフ レビイ

あんてなまっく☆ぶろぐ

一糸纏わぬ姿で白馬に乗る「レディ ゴディバ」は、1898年のジョン・コリアの作品を紹介している「あんてなまっく☆ぶろぐ」さんからどうぞ。</description>
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  <dc:date>2007-03-17T16:20:00+09:00</dc:date> 
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  <item rdf:about="http://kafka.arekao.jp/entry-d28e81876ad594de4997803b5929fe96.html">
  <title>ギュスターブ・モロー　サロメ</title>
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ギュスターブ・モロー「エチュード（習作） サロメ」（部分）
モロー美術館所蔵　年代不詳


左：ジョン=バプティストの斬首
右：サロメ

ジョン=バプティストというのがヨハネのことですね。Saint John（Jean） the Baptist （洗礼者聖ヨハネ）は、ダ・ヴィンチやカラヴァッジョ（カラバッジオ）が描いていますね。 

右の「サロメ」は、ヘロデ王の前で踊るサロメと同じ構図です。エチュード（習作）ともエボーシュともタイトルには含まれていません。半具象のような作品。


モロー「エチュード サロメ/レダ」（部分）

ギュスターブ・モロー　6枚のサロメ 
「サロメ」/「サロメの舞踏」
「踊るサロメ」（刺青のサロメ）
「踊るサロメ」 /「ヘロデ王の前で踊るサロメ」
「大皿にのせたバプテスマのヨハネの頭をはこぶサロメ」
ギュスターヴ・モロー　サロメ
「サロメ」/「ヘロデ王の前で踊るサロメ」/「出現」/「出現」
「牢獄のサロメ」/「サロメ」/「サロメの舞踏」/「庭園のサロメ」

私のご紹介するモローのサロメと、2つの記事のサロメを含め、同じサロメは1枚もありません。

モローだけではなく、また絵画だけでもなく、文学や音楽でも、「サロメ」は題材としている芸術家は多いのですよね。サラのために「戯曲サロメ」を書いたオスカー・ワイルド。挿絵がビアズリー。その戯曲サロメをリヒャルト・ゲオルク・シュトラウスは作曲し、オペラ化したのが1905年のことです。

「エチュード　ジョン=バプティストの斬首のサロメ」

このサロメの表情。険しいですね。

「夢を集める人」（1984年刊）からモローの精神世界曰く、「（略） ただ一輪の花だけを眺めてみれば、そこには感嘆と歓喜に陶酔させてくれるものがある。」（高階秀爾氏のモロー解説から引用）

サロメの花は「蓮一輪」です。これは陶酔を象徴しているのではないでしょうか。「ギュスターブ・モロー　6枚のサロメ 」では、モローがサロメを「軽やかで不吉な小鳥のような永遠の女性を代表している。」という言葉を引用しているように、「不吉な小鳥のような永遠の女性」の陶酔を、「蓮」で象徴しているのではないでしょうか。ギュスターヴ・モロー 関連記事「ボッティチェリ 模写　ヴィーナスの誕生」1859年ギュスターヴ・モロー&amp;nbsp; アフロディテギュスターヴ・モロー　歌舞伎役者／「詩人と聖女」ギュスターヴ・モロー　「歌舞伎の女形二人」ガラテア ／ イアソンとメディア 多翼祭壇画「人類の生」 ／ KAFKA 「人類の生」ルドンのオルフェウス　モローのオルフェウス
ギュスターヴ・モロー　未完のようなサロメ　そしてエボーシュ</description>
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  <dc:date>2007-03-09T18:37:00+09:00</dc:date> 
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  <item rdf:about="http://kafka.arekao.jp/entry-33935329e6fd5075dda1b3c9753cf281.html">
  <title>七つの美徳　ボッティチェリの剛毅</title>
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「剛毅」 1470年頃 

七つの美徳（Seven virtues）について、以前の記事「美徳と悪徳」でご紹介していますので、どうぞお読みになられて下さい。

ボッティチェリのデビュー作「剛毅」（ウフィッツィ美術館所蔵）は、ポライウォーロー兄弟の弟ピエロが、商業裁判所から依頼された「七つの美徳」のうちの1枚です。

図象象徴のとおり、鎧に、そして剣とおもわれる武器を手にしています。英知と武勇の女神ミネルヴァのように描かれている「剛毅」が特徴です。剣のほかに、楯や獅子の皮など、武勇を象徴する持ち物が描かれます。




こちらが、ボッティチェリの「剛毅」とともに描かれた、ポライウォーロー兄弟の弟ピエロの作品になります。

左は、聖餐杯（右手）に十字架（左手）を持っているので「信仰」です。中央が、右手に炎と左で幼子を抱いているので、「慈愛」になります。一番右は、手を上のにあげ翼などが特徴の「希望」は、手をあわせた姿で描かれています。




左は壷に水を注いでいます。壷が二つ描かれることが多い「節制」です。中央は、右手に鏡を持ち、左に蛇をもつ「思慮（賢明）」で、一番右は、剣を持つ「正義」です。剣、天秤、定規などが持ち物です。

ポライウォーロー兄弟の弟ピエロの作品の仕上げが遅れたことにより、ボッティチェリは、「剛毅」を描き、それが名声を高めることになったのです。

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	<dc:creator>170927</dc:creator>
  <dc:date>2007-03-02T19:34:00+09:00</dc:date> 
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